歯科医院は多様化しており、
患者さんに満足してもらうために
できることをしっかり取り組んでいる所も
増えています。

近年になり、歯科医院に対するイメージは
変わってきていますが
いまだに『歯科医院が怖い』というイメージが
ついてしまっている場合があります。

これは小さい頃に受けたイメージが
そのままになってしまっている場合が多いので、
そのイメージを変えるために
対策をうっていくことが必要です。

そこで、今回は歯科医院が怖いイメージを変える
4つの方法をお伝えします。

【音に対する怖いイメージ】

対策① 『キーン』という音の対策

 

歯を削る時の『キーン』という音が怖い
という方は少なくありません。

虫歯の治療をした時に痛みがあって、
その際に削った音というイメージが
ついてしまっている場合が考えられます。

しかし、歯科医院ではタオルをしている時間も多く
聴覚がいつもより敏感になっている
ということもあります。

タービンの削る音自体を小さくするのは難しいので、
その音が聞こえない対策をしましょう。

『ヘッドホン』で音楽を聴いてもらって
音に対する嫌なイメージの対策を
してはいかがですか?

対策② 器具を置く時の金属音の対策

 

金属トレーの上に器具を置く時の金属音は
普段診療をしている側は気にならないのですが、
歯科医院が怖いイメージを抱く患者さんが
お顔にタオルを置いている時に
何の音か分からず怖いと思っていることがあります。

他のユニットでタービンの音がしていると
気にならないこともありますが、
最近では個室の歯科医院もあり
音が響いてしまいます。

また、個室でなくても、
患者さんがいない時間もあります。

そんな時の対策として
『ペーパートレー』があります。

ディスポーザブルのトレーは
その患者さんごとに取りかえるので、
音の問題も改善できますし、
衛生面でキレイなので、
患者さんから喜ばれます。

ガチャガチャとしたトレーの音の対策で
『ペーパートレー』を検討してみては
いかがでしょうか?

【においに対する嫌なイメージ】

対策③ 消毒のにおいや薬品の対策

 

最近の歯科は日々進化しており、
消毒薬のにおいや薬品のにおいがすることは
少なくなってきました。

ただ、患者さんの昔の歯科医院のイメージで
においに対して嫌なイメージを
持っている方もいます。

そんな時には、受付でアロマを選択して
ディスポーザブルエプロンに
1滴~2適つけて楽しんでもらいましょう。

アロマにも色々な種類があり、
色々な効果があります。

アロマの紹介をしたり
いくつか用意して、診療の時の楽しみに
してもらってもいいですね。

またアロマが好きな方には
エプロンではなく、ハンカチでも良いので
歯科医院以外の時間でも楽しめる様にみましょう。

においには好き嫌いがあるので、
この方法であれば、
好きな方だけにおススメして
苦手な方には通常通りの診療を
してもらうことが可能です。

アロマでにおいに対する対策をして、
アロマを選ぶ楽しみも作っては
いかがですか?

対策④ 先生が怖そうというイメージの対策

 

患者さんが、先生が怖そうだから…。
というイメージを抱いてしまっている場合が
あります。

患者さんには怒ったりすることはなく、
丁寧な対応をしているので
怖いイメージを抱くはずがないのに、
怖そうなイメージがついてしまう場合には
スタッフに対する態度で先生が怖いと
感じていることが多いです。

歯科医院は予約制なので、
スムーズに治療が進まないと
患者さんを待たせてしまうこと
になってしまいます。

そうならない様にスタッフも出来るだけ予約通りに
治療を進めようとしますが
スタッフがミスしてしまったり、
急患の患者さんが来ると
予約通りに進まなくなってしまって
スタッフを叱ってしまったり
イライラしてしまうこともあると思います。

ただ、そのイライラした態度や叱っている様子は
患者さんに伝わっています。

そして先生が怖そうというイメージが
ついてしまうのです。

この場合には予約状況に無理はありませんか?

患者さんがたくさん入っている場合には
スタッフの人数を調整したり
人数調整が難しい場合には
患者さんのアポイントの入れ方を
見直してはいかがでしょうか?

かなり忙しい歯科医院では
戦場の様になっていると表現されることがあります。

丁寧な治療をしたくても
その状況では難しい予約状況があります。

メンテナンスに力を入れていく為には
患者さんに対する対応もしっかりと
していかなくてはいけません。

その土台作りのアポイントが最適かどうか
1度見直してみてはいかがですか?

【まとめ】

小さい頃についてしまった歯科医院が怖いイメージは
大人になってからも引きずってしまうことが多いです。

ただ、音やにおい、先生が怖いイメージを改善するには
対策をすることもできます。

患者さんがストレス無く通うことができる
歯科医院を目指し、対策をしてはいかがですか?