
少し強く注意すると、パワハラと誤解されたり、
退職されたりと人間関係に苦労されている
院長先生の声をよく聞きます。
歯科医療は長年の勉学と
トレーニングが必要な仕事です。
ご自身の修行時代を振り返ると、つい厳しく
なってしまうという院長先生もいらっしゃいました。
今の時代、自分が受けてきた指導と同じだと
うまくいかない、どうしたらいいのかと聞かれます。
そんな院長先生に導入してほしいのが
「ほめて育てる」院内教育です。
今回は、ほめて育てる指導の
メリットやコツについて解説します。
ほめて育てる指導で得られるメリット
スタッフをほめて育てると得られる
主なメリットは3つです。
ちょっとしたミスやトラブルが減る
ほめて育てる方針にすると、職場の風通しが
よくなりお互いに話しやすくなります。
院長先生が怖いと思われていると、
緊張感で引き締まる面はあるでしょう。
実際に、けじめは必要です。
しかし、怖い上司には、ちょっとした失敗の報告や
困っている件の相談はしにくくなります。
「もっと早く言ってくれれば」
と思ったことはありませんか?
スタッフがすぐに報告すれば、
大きなトラブルを未然に防げます。
医療の世界では、ちょっとしたミスが
大事につながります。
日頃からほめて育てる指導をしていると
お互いに話しやすい関係を築けます。
深刻な事態を防げ、いい医療が提供できるのです。
スタッフが辞めない
歯科医院に限らず、多くの職場で人が辞める理由は
人間関係の悪化です。
上司が叱っても、求めるパフォーマンスを出せない
部下に改善は難しいでしょう。
部下は、どうしたらいいのか分からないのです。
うまくいっていないのは、本人も知っていて
悩んでいるかもしれません。
叱れば発奮して伸びるのは、
ある程度できる人だけです。
怒られるのが辛くなるだけで、
最終的には、仕事を辞めてしまいます。
強く叱らずにほめて育てれば、
スタッフは辞めにくくなります。
院長先生は、採用に時間やコストを
かけずにすむのです。
職場のいい雰囲気が売上につながる
ほめて育てると、スタッフが萎縮せず、
職場の雰囲気が良くなります。
スタッフが個性を発揮できれば、
職場がいい方向に変わるでしょう。
また否定されると思うのと、前にほめられて
嬉しかったと思うのではやる気に差が出ます。
日頃からポジティブな言葉をかけていると
アイデアを提案しやすくなるのです。
患者さんにもいい雰囲気は伝わります。
小さな積み重ねで、
歯科医院の売上も伸びていくでしょう。
スタッフをほめて育てるために大事なこと
ほめて育てるには、コツがあるため、
実際にどうしたらいいかご紹介します。
相手をよく見て、仕事で役立つ面をほめる
第一に、スタッフの長所や職場のために、
黙ってしてくれた仕事を見つける観察力が大切です。
もしかすると普段、スタッフがいい仕事をしても
気が付いていないかもしれません。
当たり前だと、見過ごしている場合もあるでしょう。
仕事に役立つ、よい面をほめると
スタッフは院長先生に信頼感を持ち
もっとがんばろうと思うようになります。
注意するときは相手に配慮して冷静に
ほめて育てるといっても
もちろん、筋を通す必要はあります。
これまで通り、しっかり指導しましょう。
間違った認識、やめてほしい行動がある場合は
冷静な態度で、個人的に伝えます。
大勢の前で見せしめのように叱るのは
恨みをかうだけです。
信頼感のある人間関係であれば
ささいな注意が響きます。
ほめるときは大勢の前で
逆に、ほめるときはみんなの前でしましょう。
気遣いや成績、模範となる行動をほめれば
他の人も真似をします。
優秀な人だけでなく
誰しも何かしらの長所があります。
人は、ほめられるのが好きです。
お互いにほめる習慣を奨励すればスタッフの
人間関係もよくなり職場全体が改善します。
ほめて育てて、売り上げを伸ばそう
医療の現場は、シリアスな環境なので
人間関係も難しくなりがちです。
しかし、ほめて育てる方法には
職場の人間関係をよくして、歯科医院を改善し、
売上を伸ばすメリットがあります。
この記事にあるコツを参考に
ほめて育てる指導を導入してみてください。