歯科衛生士の求人はなかなかこない、
というのはわかっていても、
歯科助手の求人までなかなか募集がこない!
と驚いている院長先生は多いようです。
実は今、歯科衛生士と同様に
歯科助手の採用も難しくなってきています。
そこでこの記事では、歯科助手に人気がない理由と、
採用にはどういったコツが必要なのか、
詳しく解説していきます。
歯科助手の人気がない理由
歯科助手は求人を出せばすぐにでも応募がくる、
という認識が以前はありましたが、最近では都心部を
中心に歯科助手の採用が難しくなっています。
これは都心部の最低賃金引上げが
大きく影響しています。
飲食店でも、歯科助手でも、給料がそこまで変わらず、
インターネットで調べてみると、賃金の割に覚えることや
業務内容が多岐にわたるため、
人気がなくなってきています。
採用の難易度は地域によって差があるものの、
政府の全国最低賃金引上げ1000円を目標に
かかげているこの時代では、今後ますます歯科助手の
採用が難航することは目に見えています。
だからこそ、歯科助手求人の採用にも
力を入れていく必要があります。
歯科助手採用の3つのポイント
最低賃金引上げに伴い、
特に都市部では歯科助手採用も、
ポイントを抑えておかないと、応募さえきません。
少しでも優秀な人材にきてもらうためにも、
歯科助手求人の際には以下のポイントを抑えましょう。
求人内容に明確なメリットを記載
当然のことながら、歯科助手に応募する方は、
求職サイトの求人をみて応募します。
しかし、歯科医院の求人を見ても、
歯科医院で働いていた経験がない限り、具体的な
仕事内容が想像できない求人内容の文章ばかりです。
「診療の補助」と書かれても、患者さん導入から、
バキューム操作まで仕事内容は様々です。
文字数に制限はありますが、できる限り、わかりやすく、
より具体的に求人票に仕事内容を記載しましょう。
また子育て中で働きたいという女性の方も
増えていますから、子育て中でも働きやすい
環境であれば、そういったメリットがあることも
しっかりと求人票に記載しましょう。
マニュアルを準備
歯科助手がせっかく応募にきても
一週間もせずに辞めてしまう、なんてこともあります。
働く方にも問題があることもありますが、
歯科助手は歯科衛生士と違い、
歯科医療に対する知識はありません。
専門的な言葉は、外国語よりも難しく感じてしまう、
なんてこともあります。
そのため専門用語の説明や、器具の準備、
予約対応や会計業務に至るまで、細かいところまで
対応したマニュアルを準備しましょう。
そうすることで、面接にきてくれたときに、
より安心して働ける職場であることもアピールできます。
ホームページやSNSを活用
SNSやネットが普及し、応募前に必ずといっていいほど
応募者は歯科医院のホームページや、
SNSをチェックします。
歯科医院がどういった雰囲気なのか、
ホームページやSNSのコンテンツを充実させることで、
他とも差がつきます。
求人票の内容では文章だけで想像できないものも、
SNSを活用すれば写真や動画で仕事内容も
伝えることができます。
ぜひ、活用しましょう。
歯科衛生士求人も難航するなか、
歯科助手採用までも難しくなってきています。
今までと同じやり方では、
なかなかいい人材は採用できません。
歯科助手を採用していくためにも、
求人票やマニュアルを見直し、
ホームページやSNSを活用しましょう。