無断キャンセルを経験したことがないという
歯科医院はほとんどないのではないでしょうか?

キャンセルは、事前にわかっていれば
急患枠を増やすことができますが、
無断キャンセルはそうはいきませんね。

と言いますのも、
予約枠がすでに埋まってしまっている状態なので、
急患を入れることもできず、
歯科医院の損失に繋がってしまうのでは
ないでしょうか。

無断キャンセルが減れば、
歯科医院の損失を減らすことになりますよね

そこで、今回は
無断キャンセルを減らす方法を
ご紹介していきます。

無断キャンセルは歯科医院の売り上げを減らす

無断キャンセルは
歯科医院の売り上げを減らすことが
想定されます。

居酒屋の団体客の無断キャンセルが
ニュース番組でも取り上げられていましたが、
同様のことが歯科医院にも言えるかと思います。

無断キャンセルは、

売り上げの減少
・スタッフ人件費の無駄
・他の患者さんの治療機会の減少

といった損失が生じてしまうでしょう。

無断キャンセルが起きることで、
予定していた歯科医院の売り上げは減少します。

また患者さんの予約枠の時間帯の
スタッフの人件費が無駄になります。

そして、
事前にキャンセルがわかっていれば、
他の治療予約をしたい患者さんの予約が
取れた可能性がある、他の患者さんへの
治療機会の減少が起きます。

このように無断キャンセルは
たくさんの損失を歯科医院だけでなく、
歯科医院に通う他の患者さんへの損失も
生んでしまう事が考えられます

だからこそ、無断キャンセルは
徹底的に減らす必要があります。

無断キャンセルを減らすには?

では無断キャンセルを減らすためには具体的に
どういった対策をすればいいのでしょうか?

具体的な方法として

・待合室などに無断キャンセルに対する
    ポリシーの掲示
・無断キャンセルをした患者さんのリスト化
・急患枠の対応

といったものがあります。

まず、無断キャンセルをした場合、

「どんな損失が他の患者さんに起きるのか?」

患者さんにきちんと知ってもらう必要があります。

損失について知らないから
自分の都合で勝手にキャンセルを
してしまうのかもしれません。

従って、
待合室など患者さんの目につくところに、
無断キャンセルが引き起こす損失を
掲示しておくことも良いでしょう。

掲示しておくだけでも、
患者さんへの意識が変わります。

また、掲示していることで、
無断キャンセルしてはいけない歯科医院だと
意識されるようになります

無断キャンセルする患者さんは一定数いますが、
すべての患者さんが無断キャンセルを
するわけではありませんよね。

しかし、
無断キャンセルする患者さんは
ある程度決まっているかと思います。

もちろんその患者さんを厳重に
注意すればいいだけなのかもしれません。

ですが、残念ながら
無断キャンセルを繰り返す患者さんは
注意したところで、
無断キャンセルはなくならないことが
多いようです。

そこで、医院HPなどに
診療予約のキャンセルポリシーのページを設けて
無断キャンセルが続く場合の医院内での
対応方法を明記してみても良いでしょう。

まとめ

極端なことのように思えるかもしれませんが、
無断キャンセルをする患者さんは
積み重なれば医院だけでなく、
真面目に来院している患者さんにも
大きな損失につながってしまう可能性があります。

無断キャンセル対策を行っていない
歯科医院は、今回ご紹介したことを
実践してみてはいかがでしょうか。