院内イベント開催の3つのポイント

院内イベントというと、
どんなものをイメージされますか?

キッザニアのように子ども用白衣を準備して
歯医者さん体験をしてもらう。

健康学習につながる劇をする。

商品販売キャンペーンをする。

色々ありますよね。

患者さんへのアピールや口コミ、
物販や自費メニュー等の
売り上げ強化などに繋がるので
定期的に行いたいと感じている方も
多いのではないでしょうか。

院内イベントを開催するうえでのポイントは

  • いつやるか
  • 何をやるか
  • どうやって告知するか

をざっくり決めることです。

ある程度流れがあると
スムーズに進めやすくなります。

いつやるのか

タイミングとしては、季節ごとに
どんな院内イベントができるのかを考えると
比較的イメージがしやすいです。

例えば、
もうすぐクリスマスだから、
クリスマスイベントをしようという具合です。

具体的な日程はいつにしようか?

2022年12月25日は日曜日で休診の日だな。

前日24日だと土曜日だけど、
予約が込み合って
診療で手一杯になるから、
12月いっぱいの物販キャンペーンにしようかな。

等々、だいたいのタイミングを決めた後は
医院の状況によって
詳細な日程を決めていきましょう。

内容によっては時間設定もお忘れなく。

何をするか

誰に向けて、何をするのか。

例えば、物販キャンペーンなら何を売るのか。

自費メニューキャンペーンなら、
どのメニューをどう推すのか。

食育や離乳食教室、歯磨き教室、縁日、等々
診療の片手間に何かをするのではなく
診療時間を切って
お祭りイベントのように
開催するパターンもあります。

歯医者は楽しい所、また行きたいと思える所、
口や歯に関することを教えてくれて
相談できる所という
印象付けのきっかけになります。

では、院内イベントでどんなことができるか。

アイディアを一部ご紹介します。

地域によって月と季節感が違う等あれば
タイミングは調整してください。

春(3・4・5月)

  • 入学、卒業キャンペーン

出会いと別れの季節ですね。

例えば、商品で
「入学(卒業)おめでとうセット」をつくると
ご家族や、知り合い等にプレゼントしようかな、
ということで購入につながります。

歯ブラシ・歯磨き粉・フロス・虫歯にならない
お菓子等入学・卒業する対象年齢をイメージして
内容を決めるといいでしょう。

  • お花見

実際にお花見に行こう、というのもいいですが
歯科医院でできたら、それもまた素敵ですよね。

例えば、
院内に大きな1本の桜の木のイラストと
桜の花の形に切り取った紙を準備します。

その紙に、医院への一言、
これからの目標等テーマを決めて、
スタッフや患者さんで一言何か書きます。

それを木のイラストに貼って、
大きな桜の木を完成させます。

前向きな言葉で、モチベーションアップや
楽しいイメージにつなげることができますよ。

他にも、春の季節の行事だと
ひな祭り、子どもの日、母の日等がありますね。

夏(6・7・8月)

  • 父の日
  • 七夕
  • 夏休み
  • 夏祭り

秋(9・10・11月)

  • 運動会
  • 敬老の日
  • ハロウィン

冬(12・1・2月)

  • クリスマス
  • お正月
  • 節分
  • バレンタイン

等々、それぞれの季節で
いくつかイベントのチャンスがあります。

少し先を見据えて企画してみましょう。

どうやって告知するか

イベントの内容や時期が決まれば、
準備を行いましょう。

何が必要か、
どのようなオペレーションで行くか等
必要事項を決めるとともに
忘れてはいけないのが告知の方法も
考えるということ。

どんなに良いイベントでも患者さんが知らないと
最大限にそのチャンスを活かすことができません。

告知の方法としては

  • 来院した患者さんや予約の電話の際に
    口頭で伝える
  • 定期健診の案内ハガキを送る際に
    告知メッセージをプラスする
  • 院内or院外のブラックボードや
    ポスターを活用する
  • HP、SNSを使う

等、様々な方法があります。

タイミングや実行しやすさを考慮して
やってみて下さい。

まとめ

いかがでしたか?

院内イベントは、自分たちで作れるチャンスです。

日々の診療に+αのことをしていくことで
患者さんへのアピールになったり
自分たちにとっても、
新たな強みの発見になることもあります。

イベント企画から開催、そして
振り返りまでをルーティーンで行って、
どんどん良いイベントを生み出し、
医院のパワーアップにつなげていきましょう。