歯科医院は、院長先生だけだと
できることが限られてしまいます。
しかしそこに、スタッフという
マンパワーがあると
診療内容を充実させることができますよね。
患者さんも大切だけど
スタッフも大切。
そう思っていても、
なかなか言葉や行動に表して
伝えるのが難しいと感じている
院長先生も少なくないかと思います。
そこで今回は
スタッフの満足度を上げられるような
イベント開催のアイディアや
ポイント等についてお伝えします。
アイディア集
スタッフ向けイベントは
様々なタイミングで行うことができます。
普段の診療のお昼休みを使って
院内で比較的短時間でできるものだと
・お誕生日会
・季節のイベントでプレゼント交換
（クリスマスやバレンタインなど）
・〇〇パーティー
（たこ焼き、お好み焼き、お鍋等々）
なんかがやりやすいかと思います。
診療後に、時間をゆっくり確保したいなら
・入社式
・送別会
・運動会
等はいかがでしょうか。
お誕生日会や勤続〇年祝いなどを
併せてやるのもいいですね。
あとは、休診日を利用して
研修旅行に行く医院さんも
あるのではないでしょうか。
イベント開催のポイント
イベントを開催するには
その時代の社会状況や
医院の状態にもよるかと思います。
既に実施したことがあるという方も
少なくないかと思いますが
ただやるだけでは、勿体ないです。
イベントをして
スタッフ満足度UPに
つなげるにはどうしたらいいか？
キーワードは「特別感」です。
診療後や休診日など
プライベートで過ごすはずの時間を使ったとしても
「参加してよかった」と
感じられることがポイント。
例えば、有名なホテルや
テーマパークなどで一流のサービスを受けたり
路面電車やクルージングの貸し切りをして
普段なかなか自分では
経験できないような体験をする。
先生が行き慣れた場所だったり
医院で開催する場合は
普段は食べないような
豪華なお弁当を注文したり
出張寿司を呼んでみたり
特別な食事を準備するというのも
好評だったりします。
ここで気を付けていただきたいのが
むやみやたらと高いものを利用して
贅沢をすればいいというのではなく
あくまでも院長先生ご自身が
スタッフに体験してもらいたいことや、
おすすめしたいもの
という目線が大切です。
特別感のある場所では
学べることが沢山あります。
気配り・目配り・心配りが行き届いた
一流のスタッフの姿をみて得たことを
仕事に活かそう、となったら
それが、スタッフや医院の力となっていくのです。
準備編
では、実際にイベントをするにあたっての流れや
ポイントをお伝えします。
まずは準備についてです。
順番は多少前後しても構いません。
やりやすいように進めてみて下さい。
誰が中心となって進めるのか
院長先生主導なのか
スタッフ主導なのかを決めましょう。
院長先生ご自身で完結された方が
管理がしやすくて楽という場合も
あるかと思います。
しかし、スタッフに任せることで
経験値UPの機会になります。
ただ、スタッフの人数や距離感、
医院の状況によるかと思いますので
お好みの方法で準備を進めましょう。
もしも、スタッフ主導でやる場合は
同じスタッフばかりが担当することのない様に
まんべんなく持ち回りでできるような
仕組みを整えられるといいですね。
日程決め
日程によっては参加人数が変わってきます。
診療日なのか、休診日にやるのか、
どれくらい時間を
確保したいのかによって決めましょう。
また、お子さんがいるスタッフも
少なくないかと思います。
子供連れ参加OKかどうかも、
検討しておきましょう。
内容決め
ただ食事をするだけなのか
食事もしつつ
イベントもするのか等
内容を決めて、準備するものを確定させましょう。
誰がいつまでに準備をするのか、
スタッフ主導なら
どこまで任せるのか
というのも、はっきりとしておいた方が
スタッフも動きやすいのでオススメです。
やることが決まったら
あとは当日に向けて
準備を進めましょう。
実践編
お昼休みや診療後の開催なら特に
時間通りに始めて終わるというのが
大きなポイントとなります。
診療に影響が出ないよう、気をつけましょう。
あとは、しっかりとイベントを楽しむこと。
一緒に食事をしたり、体験をしたりすることで
コミュニケーションの機会になったり
距離感を縮めたり
診療中には見られないような一面を見て
お互いを知るチャンスなんかにも繋がりますよ。
あとは、可能であれば
イベントの様子の写真を撮りましょう。
それを医院のブログやＳＮＳ等にあげて
楽しい雰囲気・人間関係の良さをアピールできたら
採用活動にもつながります。
まとめ
スタッフの満足度を上げるには
様々な方法があります。
その中で、スタッフ向けイベント開催は
比較的実践しやすいかと思います。
少しでも医院のことが好きになったり
院長先生やスタッフ間の仲を
深める機会になるように
是非、参考にしてみてはいかがでしょうか。
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