アイコンタクトってよく耳にしますよね。
チームスポーツなんかでは、
お互いの意思疎通に欠かせない行為になります。
意思疎通とは、お互いの考えが通じること、
理解を得ること、という意味があります。
歯科医院においては、
患者さんとの意思疎通がないと
治療はうまくいかないことが起こりえます。
治療の中断も発生するでしょうし、
予防のために定期検診に通ってくれない
結果を招くでしょう。
目は口程に物を言う
歯科医院では、マスク着用が普通なので、
アイコンタクトの際に気を付ける必要があります。
それは、
『あなたの目は微笑んでいますか?』
ということです。
冷たい視線や、無表情に映る視線は、
患者さんを不快な気分にさせてしまいます。
普段からマスクをして『目が微笑んでいるか』
スタッフ同士でチェックし合う
必要がありそうですね。
安心感を与えるアイコンタクト
初診や通院間もない患者さんの場合、
不安いっぱいな気持ちで来院されている
ことでしょう。
アイコンタクトで、
その不安を少しでも解消してあげられたら、
患者さんは喜んでくれます。
何より、
「この歯医者さんなんかいいなぁ」と
思ってもらえるのではないでしょうか?
予防のために歯科医院に通ってもらうために、
最初にクリアすべきハードルは、
「この歯医者さん、なんかいいなぁ」と
感じてくれることだと思いますが、
あなたはどう思いますか?
アイコンタクトを活用して、
患者さんの不安を少しでも取り除き、
安心感を与えることが、
その後の信頼関係を強固にする
スピードに影響を与えることになるのです。
アイコンタクトの効果
アイコンタクトをうまく使えば、
患者さんはどんな感情を持つでしょうか?
- 私の話をちゃんと聞いてもらってると感じる
- 私のことを気にしてくれていると感じる
- あなたのことを信頼出来る人だと感じる
- あなたにもっと話したいと感じる
以上のような感情を抱いてくれるようになります。
これらの感情は、
信頼関係を構築する上で必要な感情になります。
ぜひ、患者さんに対して
アイコンタクトを意識して使ってみましょう。
以外と出来ていないアイコンタクトの場面
患者さんとお話ししている時や
カウンセリング時などは、
アイコンタクトをしていると思います。
もちろん、それだけでもいいのですが、
意識しないとできないアイコンタクトの場面って
あるものです。
意識しないとできない、ということは、
医院でミーティングなどを通じて、
アイコンタクトの必要性と場面を共有
していなければなりません。
その場面ですが、いくつか例を挙げてみましょう。
- 患者さんが診療室に入ってきたとき
- 治療準備中
- 診療終了時(チェア起こす時)
- 患者さんが診療室から出ていくとき
- 患者さんが待合室に来た時
- 医院から出ていくとき
いかがですか?
あなたの医院では、徹底できているでしょうか?
以外と出来ていない場面ではないでしょうか?
患者さんが診療室に入ってくる時、
あなたが診療中であったり
診療補助や洗浄などの作業中なら、
アイコンタクトは無しで
声掛けだけだったりしませんか?
チェアを起こす時も
背後からの声かけだけになっていませんか?
会計が終わり、
医院から患者さんが出ていかれる時、
「お大事に」の声かけだけになっていませんか?
院内全体でアイコンタクトを徹底
医院全体で
アイコンタクトの必要性と場面を
共有して実践できれば、
患者さんはどんな感想を持つと思いますか?
恐らく、
「こんなに気持ちの良い歯医者さんは初めて」
と思ってくれることでしょう。
アイコンタクト1つで、
患者さんの心をつかむことができます。
その延長線上に、
患者さんとの信頼関係を強固にするという
ゴールが見えてくることでしょう。
アイコンタクトは、
コミュニケーションスキルの
ほんの1つに過ぎません。
しかし、
徹底的に意識することで、
患者さんには大きな影響を与える
ことが出来るのです。
ぜひ、明日から意識したアイコンタクトを
実践してみませんか?
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- 信頼, 定期メインテナンス, 患者コミュニケーション