治療説明は、
患者さん一人ひとりにとって
欠かせない重要なものです。

しかし、

  • ブリッジ治療の選択肢
  • 自費治療と保険診療の違い

など、
歯科医師が同じ内容を
毎回患者さんに説明しているケースもあります。

歯科医師が毎回同じ説明をする場合は、
パターン化して治療説明を効率化することで、
歯科医師の説明時間を削減でき、
診療時間を確保できます。

そうすることでチェアタイムの効率化を図れます。

今回は、
そんな治療説明効率化によるメリット
ご紹介していきます。

治療説明の効率化とは?

治療説明の効率化とは
歯科医師でなくても、
歯科衛生士や歯科アシスタントに
治療を説明してもらうことです。

具体的には

  • ブリッジ治療の回数、費用、保険と自費の違い
  • 抜歯後の説明
  • 根管治療の回数とその後の治療方法について

などが挙げられます。

インプラント治療を行なっている歯科医院や
矯正治療を行なっている歯科医院であれば
さらに説明する内容の幅が広がります。

患者さんの診断、治療は
歯科医師でないとできないことです。

しかし、説明に関しては
歯科衛生士や歯科アシスタントが
できる部分があります。

全てを歯科医師一人で行うことは、
非常に効率が悪いと思いませんか?

その際には、
説明ツールや動画などを活用するといいでしょう。

特に自費診療に力を入れている歯科医院では、

「インプラントや矯正治療をすることで
患者さんにどんなメリットがあるのか?」

あらかじめ患者さんに理解していただくことで、
健康面や審美面でのメリットも大きくなります。

治療説明の役割分担で歯科医の診療時間を確保

治療説明の時間は、
実は歯科医師の時間を多く削っている場合が
あります。

例えば、
一人当たりに説明時間を
10分かけていたとしましょう。

10人の診察で、
100分、1時間以上の時間を
説明時間に費やしてしまうのです。

その間に歯科医師が診療できる人数は
30分枠であれば
3人の患者さんを治療できます。

説明に時間をかけ過ぎていると、
医院収入にも大きく影響してきます。

治療内容によりますが、
例えば、ブリッジ形成、インプラント手術であれば
10万円以上もの損失が出る場合もあります。

歯科医師の診療時間は、
それほど価値が高いということです。

ですから、
治療説明は役割分担をして、
できるだけ歯科医師が必要な部分だけにして、
歯科衛生士や歯科アシスタントに任せることが、
収益アップのためにも欠かせません。

また、
診療枠を増やすことができ、
一人でも多く治療を行うことができます。

説明ツールを導入して説明時間を効率化しよう

説明時間を効率化すれば、
チェアタイムも効率化できます。

効率化ができれば
収益も必然的にアップします。

では、説明時間を効率化するには、
どうすればいいのでしょうか。

それは説明ツールの導入です。

といっても、
説明ツールは一度作ってしまえば、
年に1度見返すだけで
ずっと使い続けることができます。

今、作れば即収益アップにつながります。

最初に作るツールとしては、
ホワイトニング説明ツール
オススメします。

というのも、
ホワイトニングに関しては、
最初に歯科医師がカリエスの有無を
診断してしまえば、
あとは歯科衛生士に任せることができるからです。

ホワイトニングは歯科医師の時間を全く取らず、
歯科衛生士がホワイトニングの施術を
行なうことができます。

また、
コストパフォーマンスもいいので、
まずはホワイトニングの説明ツールから
作成してみたほうが良いでしょう。

もちろん、
ホワイトニングをしていない歯科医院であれば、
自分の歯科医院ではどんな治療が多いのかを
把握した上で、需要の高い説明ツールから
作成してみてもいいでしょう。

最初は面倒ですが、
一度作ってしまえばずっと活躍します。

ぜひ説明ツールを活用して
チェアタイムの効率化を図り、
収益をアップさせましょう。