ホワイトニングを導入しているものの、
患者さんから
ホワイトニングのことを聞かれるまで
説明しないという歯科医院は実は多いです。

そこで今回は
ホワイトニングのための効果的なカウンセリング
について具体的な実践方法をご紹介します。

メンテナンス患者さんに伝える

ホワイトニングカウンセリングの実践において、
何より大切なのは
歯科衛生士などの診療スタッフが、
メンテナンス患者さんに
ホワイトニングのメリットを伝えることです。

特に
定期的にメンテナンスに
通われている患者さんには、
担当の歯科衛生士がいることも多いでしょう。

患者さんから聞いてこなかったとしても、
歯科衛生士が歯の状態をみて、
ホワイトニングをすれば
より黄ばみもきれいになる、
と説明することで
興味を持たれる患者さんは多いです。

メンテナンスに通われている患者さんは、
歯への関心が非常に高いので、
定期的にご来院いただけます。

だからこそ、
ホワイトニングについての情報を提供し、
カウンセリングすることか重要です。

ホワイトニング3つのカウンセリングポイント

ホワイトニングについて説明すると、
興味がある、
という患者さんが一定数います。

そこで、
興味がある患者さんに対して、
どのようにカウンセリングをすればよいのか、
具体的なステップをご紹介します。

①メニュー表を渡す

ホワイトニングのメニュー表を作り
患者さんにお渡ししましょう。

メニュー表があることで、
支払える範囲の費用なのか、
判断することができます。

②ホワイトニングのメリット

最初に費用面を料金表で伝えたら、
ホワイトニングにはどんな効果があるのか
を伝えましょう。ホワイトニングをすることで、
顔の印象も変わり、
清潔感がアップすること等、
考えられる様々なメリットを
わかりやすく
カウンセリングで伝えましょう。

③症例をみせる

ホワイトニング施術前後は
歯の白さの違いが実感できます。

定期的なメンテナンスに
通われている患者さんでも、
ホワイトニングを実施することで
白さが実感できると思われます。

特に、
加齢による歯の黄ばみを
気にしてらっしゃる患者さんに、
同じ世代の方のホワイトニング症例を
見せることで、
どれくらい歯が白くなるのかを
知っていただけます。

ホワイトニングの症例をいくつか準備して、
患者さんに見せることが
できるようにしておきましょう。

待合室にホワイトニングの情報発信

歯科医院にメンテナンスで
来ている患者さんの中には、
ホワイトニングに興味がある患者さんも
いらっしゃると思います。

でも、
そもそも歯科医院で
ホワイトニングをやっている事を、
知らない患者さんもいらっしゃるでしょう。

知らないこと、わからないことを
積極的に聞いてくる患者さんは
少ないのではないでしょうか。

まずは、
自分の歯科医院ではホワイトニングをやっている、
ということを
待合室に掲示することをお勧めします。

そして、
どれくらいの費用がかかるのか、
料金表もおいておくと、
患者さんもスタッフに質問しやすくなります。

まずは患者さんが興味をもち、
スタッフに聞きやすい環境を整えましょう。

このように情報発信することで、
興味のある患者さんから
ホワイトニングに関する質問を
受ける可能性が増えると思いませんか?

まとめ

ホワイトニングの訴求は、
待合室から
しっかりと行うことが重要です。

そして、
繰り返しになりますが
効果的なカウンセリングを行うためには、

  • メニュー表を作る
  • 費用に対する気持ちのハードルを下げる
  • 歯を白くする以外のメリットを伝える
  • 実際の症例をみせる

というステップを踏むと良いでしょう。

ぜひ効果的な
ホワイトニングのカウンセリングを実施して、
患者さんの満足度をあげてくださいね。