信頼関係は、
長い時間をかけて構築していくものだと思います。
とはいえ、
できれば早くスタッフとの仲を深めて
チームワークのある歯科医院でありたいですよね。
そこで今回は、
たった1分で相手から信頼されるコツについて
紹介していきます。
信頼されないのはどうして?
信頼は、
一方だけの気持ちでは成り立たないものです。
お互いに尊敬しあってこそ
信頼関係が築けるものだと思いませんか。
例えば、
スタッフに頼みごとをするタイミングは
自分のタイミングになっていませんか。
スタッフにも、
今日中に済ませなければならない仕事や
スケジュールがあります。
やるべきことがある時に
院長から頼み事をされたらどうでしょうか。
- どうしてこのタイミングで頼んでくるの?
- 今は忙しいから断ろうかな…
などと、
スタッフが考えているかもしれません。
スタッフがイライラしてしまうと、
歯科医院の雰囲気も悪くなりがちです。
また、タイミングが悪い頼み事は、
スタッフとの信頼関係を悪くするきっかけにも
なりやすいでしょう。
最悪の場合には、
スタッフが辞めてしまう理由になってしまう
可能性もあります。
1分で信頼される2つのコツ
たったの1分で信頼されるコツは
次の2つです。
- 相手の予定を把握する
- 魔法の言葉を使う
それぞれについて、詳しく解説していきます。
相手の予定を把握する
院長は、
スタッフが今日どんな1日、
どんな予定で動いているか
把握していますか。
この質問の答えによって、
あなたとスタッフの信頼関係が
わかるようです。
信頼される院長は、
朝にその日の自分の予定はもちろん
スタッフの予定を確認する傾向があるようです。
スタッフのスケジュールを見て
- スタッフの○○さんと
会話できる時間帯はいつなのか - スタッフに確認しなければいけないことは、
どれだけあるのか
などを考えていくのです。
スタッフのスケジュールを把握していれば、
今日はこの瞬間しかないと考えて
「○○さん、
今2、3分だけ時間を
割いてもらってもいいかな?」
といった気配りの言葉が
自然と口から出てくるようになります。
スタッフは、
その一言で院長が自分の状況を
どれだけ深く理解しているかを感じるでしょう。
良好な信頼関係は、
このような気配りからも始まるとは思いませんか。
人から信頼されたいなら、
まず相手の行動をみて、
思いやりのある気配りをすることが
信頼を得る一歩になるのではないでしょうか。
魔法の言葉を使う
ここで使う魔法の言葉は、
次の2つです。
- 一番先に相談したい
- まず、○○さんに話しを聞いてもらいたくて
こういったフレーズを聞いた相手は、
悪い気がしないように聞こえませんか。
「一番に相談する」ことは、
情報を真っ先に持っていくこと自体が
相手に対する信頼を示すことになります。
相手は、たとえ忙しくても
「そこまで言うなら聞こうかな」
という気持ちになりやすいです。
また、
「力になりたい」
「協力したい」
と思うきっかけにもなりやすいです。
この話しの切り出しかたは、
誰も損をしない魔法の言葉のように思いませんか。
魔法の言葉は、
スタッフと会話をするきっかけをつくって
普段、スタッフがどんなことを考えて
仕事に取り組んでいるのかを知ることもできます。
仕事に対する姿勢や、
力を入れていることを知ることで
あなたから、スタッフに頼む仕事内容も
変わってくるはずです。
このように、相手のことを理解しながら
信頼関係は育っていくのではないでしょうか。
まとめ
相手の立場や気持ちを思いやる気配りが
良好な信頼関係を
築いていくのではないでしょうか。
相手のスケジュールを把握する行動は、
言葉以上に相手に受け止めてもらえる
可能性があります。
また、
魔法の言葉は信頼関係をつくる入り口を
開いてくれると思います。
今回紹介した2つのコツを活用して、
スタッフとの信頼関係を深めていきませんか?
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- チームワーク, 会話, 院内コミュニケーション