予防歯科の主役はなんといっても

歯科衛生士さんですよね。

 

皆さんは普段、歯科衛生士さんに

患者さんとのコミュニケーションについて

どのような声をかけていますか??

 

笑顔で優しく接しましょう!!

患者さんが納得するまで丁寧に説明しましょう!!

患者さんの声を大事にしましょう!!

 

どれもとても大事なことですよね。

 

 

では、歯科衛生士さんは実際に

患者さんのどのようなところを観て

コミュニケーションをとっているのでしょうか。

 

先日、あるクリニックの歯科衛生士さんに

お話を伺う機会がありました。

現場の歯科衛生士さんは患者さんとの

コミュニケーションを円滑にする上で

こんなことに気をつけているようです。

 

女性患者にヒアリングする際には

表現に気をつけているようです。

 

口臭のことや自覚症状のこと、

患者さん自身が気になっていても

なかなかきちんと歯科衛生士さんに

伝えることってできないですよね。

 

しかし、そのクリニックでは

直接的な表現をさける、

対面で対応する、

個室で対応する、など

様々なところに注意を払って

コミュニケーションすることで

そうしたナイーブな情報を

聞き出されているようです。

 

 

患者が小児の場合には、

とても警戒感が強いので

和らげるような工夫が必要だそうです。

 

歯科医院では多くの場面で

うがいしますよね??

 

小児はうがいする際、苦いモノでうがい

させられるなどの警戒感があるようです。

 

そんな時には遊び心のある説明資材などを用意して

興味を引くよう工夫することが大事だそうです。

 

 

高校生など若い人の場合には、

説明資材をカラフルにするなどして

視覚的に興味を引くことが大事だそうです。

 

最近は、スマートフォンなどの普及とともに

習慣的に情報を視覚的に捉える傾向が

ありますよね。

 

年代によって情報の判断は変わるので、

若い人には異常は赤とするまたはイラストを

活用するなど、もっと視覚に訴えるような

「わかりやすさ」を出さないと

「で、何??」って感じで流される傾向のようです。

 

 

歯科衛生士さんが患者に説明する時、

ある程度患者に説明したい流れを持っていると

伺いました。

 

皆さんの医院でも同様と思います。

そこをサポートするようなツールが歯科衛生士さんの

ニーズになります。

そのニーズを満たすようなツールを多く持つことで

患者さんとの信頼関係構築がぐんと楽になるのでは

ないでしょうか。

 

皆さんはいくつ思い浮かびましたか??

今からでも遅くありません。

現在使われているツールを確認してみては

いかがでしょうか。