
洗口液は、ホームケアの第一歩として
取り入れやすい製品です。
定期検診や歯科医院でのメインテナンスも
大切ですが、患者さん一人ひとりが毎日
質の高いホームケアを行うことも予防歯科では
重要なカギを握ります。
患者さん目線での洗口液のイメージを知り、
適切な声掛けで自宅での口腔ケアに洗口液を
取り入れてもらいましょう。
具体的な説明例もご紹介します。
洗口液は予防歯科・ホームケアの第一歩
数ある口腔ケア商品の中でも、洗口液は
取り入れやすい商品として定評があります。
手軽さ
口をゆすぐだけなので、手間や時間がかからない]
効果
爽快感や粘り気・口臭の改善など、
効果を実感しやすい
選びやすさ
味やメントール感の好みで選びやすい
歯科に関して深い知識のない人でも、はじめやすく
続けやすいのが洗口液の大きなメリットです。
使用に手間と時間がかからないため、
無理なく日々のルーティンとして
取り入れやすいことに加え、使用後すぐに
“爽快感”という効果を実感できるため、
続けることへのモチベーションも維持できます。
「歯の健康を守る」という目標は、
医院の努力や技術だけでは成り立ちません。
患者さんと協力して口腔内の健康を維持する
という意識を持つことが大切です。
口腔ケアに対する意識を高めることや
他のケア商品の併用も将来的な視野に入れつつ、
まずは第一歩として“洗口液”を取り入れてもらう
ことはたいへん有効な手段です。
洗口液に対する患者さんの意識
洗口液と聞いて、患者さんは
どのようなイメージを持つのでしょうか?
・歯ブラシをした後に使うもの
・口をゆすいで爽快感を得るためのもの
・ミントの香りで口臭予防になる
・スースーする感じが好きではない
など、さまざまな意見があります。
まず大前提として、
「液体歯磨き」と「洗口液(マウスウォッシュ)」
の区別がついていない人は非常に多くいます。
また、テレビCMのイメージなどから
“洗口液=歯ブラシの後に使うもの”という
イメージを持つ人も多く、歯ブラシができない時の
補助的な使い道について「思いもしなかった…」
という声も聞かれます。
口腔ケアのプロとして医院側では
・洗口液と液体歯磨きは別物
・歯ブラシ後のサポート役として+歯ブラシが
できない時の補助的なポジションでも使える
・メントールの有無、アルコールの有無、
その他の成分により効能や使い心地が異なる
という点を伝えながら、ひとり一人にあった
商品選びをサポートしてあげる姿勢が望まれます。
患者さんへの案内フレーズ例
まずは、口腔ケアに洗口液をプラスする
メリットを解説しましょう。
「むし歯や歯周病を予防するためには、ご家庭での
日々のケアが大切です。歯間ブラシやフロスなど
なかなか続けるのが難しいものもありますが、
洗口液は手軽で続けやすくておすすめです。」
(健診後に)「○○さんのお口の中は、普段から
ケアが行き届いていてとてもきれいです。
むし歯予防は心配ないのですが、歯周病予防という
視点から見ると歯ブラシだけでなく洗口液を日々の
ケアに取り入れてあげると安心かなと思います。」
単におすすめするのも良いですが、より患者さんに
寄り添った案内ができると効果的です。
「○○さん、お仕事がある日のランチタイムでは
歯ブラシとかどうなさっていますか?
時間がない時や歯ブラシができない時には、
洗口液だけでも高い予防効果が期待できますよ。
私も、外出時や間食の後なんかは携帯用の
洗口液だけで済ませることもよくあります。」
洗口液の選び方や使い方については、
院内掲示や手作りの案内チラシなどを
活用するのがおすすめです。
まとめ
洗口液は、毎日のブラッシングや歯間清掃を補助
する、取り入れやすいホームケアアイテムです。
患者さんの生活習慣や悩みに寄り添った声掛けで、
継続しやすい口腔ケア習慣づくりを
サポートしましょう。


















