効率の良い集患を狙うためには、患者さんが

歯科医院を選ぶ際にどのような行動をとるのかを

理解することが大切です。

チラシの配布やホームページ運営など、

広告活動にはお金がかかるもの。

コスパよく患者さんにアピールできる

方法について学びましょう。

歯科医院選びは難しい

歯科医院の数は非常に多く、1つの駅に絞っても

複数の医院が存在するため、悩む声も聞かれます。

患者さんは、「曜日・時間帯」「立地条件」

「診療内容」を見て自分の希望にあっているか

どうかをベースに検討を進めていくでしょう。

この時点で患者さんの検討候補に入れているかどう

かが、集患率を大きく左右する鍵となるのです。

検討候補に入り込むためには、患者さんが医院探し

をする際の動き方を理解し、それに合わせた

効率の良いアピールをすることが求められます。

患者さんが歯科医院選びに活用する情報4選

患者さんが歯科医院探しをする際に参考にする

情報は、主に以下の4つです。

それぞれで、自院を検討候補としてピックアップ

してもらうためのコツも紹介していますので

ぜひ参考にしてください。

知人の情報

まずは、“以前知人から聞いた情報などを思い出す”

というアクションから入ります。

「あそこの歯医者はとてもよかった」

「○○ビルに新しく歯医者ができたのよ」

など、知人との会話の中に出てきた歯科医院の

情報を思い出しながら、その中に自分が無理なく

通える範囲にある病院はどこかを考え、

絞り込んでいきます。

同じ地域に住んでいる人同士の

ネットワークの強さは侮れません。

検索サイト

若い世代に多いのが、“まずは検索サイトで調べる”

というアクションです。

「○○駅 歯医者」「○○町 歯科医院」

など、エリア名で検索をかけ、ヒットした中から

探していきます。

検討候補に入るためには、検索結果で表示される

画像や情報に“こだわりを持つ”ことを

おすすめします。

自院のホームページ運営に力を入れている医院は

多いものの、検索エンジンでの検索結果画面に

気を配れていない医院は多く見受けられます。

検索結果画面で最初に目に入る情報は大切です。

ユニットの写真やひと昔前の外観・自院のロゴ

といった写真よりも、明るい雰囲気の受付周りや

医師の雰囲気が分かる写真の方が

「ちょっとクリックして見てみよう」

という気持ちになりやすいでしょう。

また、検索結果表示の1つである

「メタディスクリプション」にて、診療時間や

曜日を簡潔に説明するのも良いでしょう。

ポータルサイト

近年では、病院もポータルサイトから

選ぶ時代となってきています。

飲食店を探す時は「ホットペッパー」や

「食べログ」、美容院やネイルサロンは

「ホットペッパービューティー」など、

各業界にポータルサイトが存在します。

ポータルサイトのメリットは、選びやすさです。

検索エンジンから気になる公式サイトを見つけて

1つ1つアクセスしなくても、ポータルサイト内で

簡単に比較・情報収集ができるからです。

現に、病院系のポータルサイトもアクセス数が

多く、無料掲載・有料掲載含め、非常に効率良く

集患アピールができると人気が高まっています。

ポータルサイトを使ったことがないという医院は、

導入の検討をしてみることをおすすめします。

広告、看板

チラシや看板などの広告が患者さんの記憶に

残っており、病院探しの際に思い出してもらえる

というパターンです。

確率としてはあまり高くはありませんが、

印象的な広告活動ができていると、

このパターンからの集患へとつながります。

インターネットがここまで広く普及する以前には、

広告や看板の影響は非常に大きかったようですが、

影響力は下がってきていると言えるでしょう。

加えて、看板・新聞の折り込みチラシなどの

アピールは費用がかさむ点にも注意が必要です。

近年では、XやTikTok、Instagramといった

SNSを通じた広告活動が人気です。

時代に合った効果的な広告活動を目指しましょう。

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